おはようございます!レンレンです!
今日は演劇のお稽古に使えるエクササイズをご紹介します
稽古や本番の回数を重ねると何も考えなくてもできてしまいませんか?
私はこれを自動操縦モードと呼んでいます
さん
あいつ今日すげーやってんなー
さん
お腹すいたなー何食べようかなー
こんな風に
・何を考えなくても
・心が動かなくても
・次の台詞や行動が取れてしまう
・慣れてきて身体が勝手に動いてくれる
そんな状態
でもそれは、
舞台上でその役を生きている
とは言えませんよね
段取りを間違えずに動いているだけでは、なんの感動も生まれません
しかも本人はそうなっていることに気づいていない場合が多いです
そんな時こそ、このエクササイズをお稽古前やウォーミングアップの時に行って心を動かす準備をしましょう
これができると
舞台上で生きる
これができるようになります
こんな方にオススメ
・お稽古前のウォーミングアップを探している方
・舞台で生きるとは?と迷っている方
・相手役との仲を深めたい方
・最近ドキドキしていない方
こんな方々にオススメのエクササイズになっています
エクササイズのやり方
①2人1組で行います(同時に複数の組があっても良いです)
②5mくらい離れて、お互い背中向きで(外を向いて)立ちます
③「スタート」などの声はかけません、2人の呼吸で振り向きます
④二人の振り向くタイミング、スピードがぴったり合ったら成功です
⑤タイミングが合わなかったり、スピード感が合わなかったらやり直しです
⑥成功するまで繰り返しましょう
上手くいった組は、座ってまだ成功していない組を観察してみましょう
このエクササイズの目的
相手役に集中する
このエクササイズをやる上で1番重要なものは
集中力
です
相手役と呼吸を合わせる必要があるので、かなり相手役に集中します
周りのことなんか気にならなくなります
そのくらい集中します
その集中力は舞台上でも必要なものになります
このエクササイズでは遊びながらその力を養えるようになっています
上手くいった時のハマる感覚が分かる
ここだっ!
さん
ここだっ!
上手くいった時「おぉ!」という感覚を味わえます
この感覚を大切にしてください
毎回の稽古、毎回の本番で「おぉ!」となるように演じると集中力のある良い舞台になっていきます
客観的に分析できる
人数が多い場合にはぜひ半分ずつに分けて、エクササイズの様子を見学してみてください
このエクササイズはやってる本人よりも周りから見ている人の方がタイミングや空気感が分かります
上手くいった時と上手くいかなかった時の違いを客観的に見ることができます
やっている人と見学している人が同時に「あぁ~」とか「おぉー」とかなる時があります
それが舞台上と客席がつながった瞬間です
この瞬間を長い時間続けられるとお客さんが飽きない、のめり込む公演になります
まとめ
今日のお話を一言でまとめると
いかに相手役に集中できるか
相手役との呼吸感を合わせるためのエクササイズでした
これはお芝居に限ったことではなく、日常生活でもついつい独りよがりになってしまうことがあります
デート中、ついついずっと喋っていませんか?
相手に集中すると何か新たな発見があるかもしれませんよ
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